【タカノハダイ】旨味が感じられない。スーパーに並ばない理由が分かった。
本日の主役は
写真の魚。
何という魚か?分かりますか?
スーパーではあまり並ばないし、見かけない魚だと思います。
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そう!
正解は【タカノハダイ】という魚です。
夏場は、磯釣りでも釣れる魚らしいのですが
磯臭くて食べない人が多いという事らしいです。
でも、冬場になると
その磯臭さが軽減されて
美味しく頂けるという情報を頂きましたので
市場で買って来ました。
購入した市場は
毎度恒例の【一色さかな村】です。
それでは、さっそく捌いていきます。
ということで、まずはうろこ取りから。
うろこは、普通にうろこ取りで取るだけです。
そして、うろこの取れた魚がこちら
うろこを取っても
黄色の縞模様はそのままなんですね。
うろこを取る前と
取った後で大きな違いは感じられません。
それでは、捌いていくっ!
頭を取って
内臓を除去して
カマの部分と身の部分を綺麗にしました。
割と歩留まりは良いと思われます。
タカノハダイのカマの部分は
刺身で食べる事が出来ないので
シンプルにコンロの上で焼くことにしました。
100均の餅焼き用の網に
カマを乗せて直火焼きです。
味付けはシンプルに塩コショウだけで
行いました。
そして、焼きあがったものがこちら
非常に美味しそうに焼きあがりました。
コンロの直火焼きなので
正直期待はしていませんでしたが
良い焼き色になりました。
そして、身の部分は
素材の味を確かめる為に
刺身で頂きます。
写真右上のバラ風の盛り付けは
初めて挑戦しました。
まだまだ、不恰好ですが
個人的には満足です。
一番気になる味ですが
正直な感想。
美味いとも不味いとも言えない。
捌きたてということもあるでしょうが
旨味がそれほど強く感じられませんでした。
ただ、クセがなく
上品な味わいと表現できなくもないでしょう。
例えるなら
鯛の刺身の味の薄い版
と言えると思います。
身の質はしっかりとしており
鯛よりも歯応えはあると感じます。
でも、硬いという訳じゃないです。
本当に味の薄い
筋肉質な鯛という感じなんです。
ただ、結論として
あえて、タカノハダイを買う事は
これから無いと思います。
今回のタカノハダイ
1匹 1000円したのですが
1000円出すなら
普通に真鯛を買います。
旬と言われる冬に
タカノハダイを食べて
こんな感じだったので
若干残念に感じる部分もありますが
良い経験と良いブログのネタになりました。
これからも、市場で見かけた
気になる魚を試してみようと思います。
ちなみに、今回はタカノハダイ
半身を使って刺身を頂いたのですが
もう半身残っているので
そちらは、熟成して味がどのように変化するのか
確認したいと思います。
熟成後の記事は、後日投稿致します。
なんとなーく仕入れたこの魚。タカノハダイ。イラ。メジナ。巨大マアジでお刺身作って昼飯です^^
《タカノハダイ(鷹の羽鯛)(キコリ)の刺身【1】》・・・・大和の 和の料理《刺身》