うおけんのブログ

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【答えを与えてはダメ】←意味分かりますか? あなたは指示待ち人間を作りますか?

自分も良い年齢になってきて

色々と他人の刺激や思考方法に触れてきた。

 

中学生・高校生の時には

受け入れづらかった内容も

今の年齢になって

やっと受け入れられるようになった。

 

その中で、最近感じた事は

『答えを与えてはダメなんだ』という事に

気が付いた。

 

この記事を読んでいる

未成年の人は、きっとこう言うだろう。

「答えを教えないって、意味が分からない」

「テストだって絶対に答えがあるし」

「答えを教えてもらえなきゃ良い点取れない」

「学問の真向否定だ!」

 

でも、矛盾するようだが

このような意見は、正しいと思う。

 

なぜなら、学校は答えを教える場所だから。

 

ただ、学校で教えてくれる答えは

模範解答の1つだけ。

極端な話、模範解答以外の答えは

正解とはならない。

 

学校では、模範解答以外を

不正解としているから。

 

ただし、社会に出た時はどうだろうか?

 

絶対的な正解が1つしか無い事の方が

少ないのではないだろうか?

 

少なくとも、正解が複数存在する事の方が

多いのではないだろうか?

 

屁理屈的な例題を1つ。

1+1=

この問題の回答

みなさん分かりますか?

学校で教えてくれる回答は【 2 】だと思います。

でも、回答を【 田 】と答える人もいると思います。

 

みなさんは、

回答が【 田 】になった人に対して

それが、不正解だと言えるのでしょうか?

その回答が、不正解であると証明できるのでしょうか?

 

私は、【 2 】も【 田 】も

正解だと思います。

 

もしかしたら、他の回答もあるかも知れませんが

どのような回答であっても

前提と理屈がハッキリしていれば

それは、その人の正解だと私は思います。

 

屁理屈的な問題ではありますが

このように、回答が複数ある事は多いと思います。

 

昔の人は『十人十色』という言葉を残しました。

好み・考え・性格などが、人によってそれぞれ違うこと。

多くの人が違う答えを持っている

というような、意味です。

 

だからこそ、冒頭に書いた

『答えを与えてはダメなんだ』

になるんです。

 

『答えを与えてはダメなんだ』

を、別の言い方に変えるならば

『自分の答えを強要してはダメ』

と、いう事になると思います。

 

何か、作業をしてもらう時に

最低限の手順を教える必要はあると思いますが

 

効率良く作業を進める方法を

教えるべきではない。

と思います。

 

効率良く作業を進める方法は

教えている側の答えですよね?

 

作業を教える側の人間は

「どうやったら効率良く作業できると思う?」

「いろいろ、工夫して挑戦して良いよ」

など、作業者が自分で自分なりの答えが

見つけられるように手助けをするべき。

 

その結果。

同じような効率的な作業になるかも知れないが

画期的な作業方法が見つかる可能性もあるんです。

 

仮に、同じような効率的な作業に

たどり着いたとしても

作業者が自ら考え、行動し、導いた結果です。

作業者目線から表現するなら

達成感を感じる事ができると思います。

 

先に答えを与えた場合

行う作業自体に変化は無いが

作業者が達成感を味わう事は無い。

 

厳しい表現をするなら

プログラム指示を与えて動くロボットとなんら変わらない。

 

私たちが接しているのは

ロボットじゃない。人間だ。

 

色々な事を考え

自分自身で行動できる人間なんだ。

 

だからこそ

答えを与えず

自分で答えを見つけてもらう。

 

その結果

達成感が生まれ

次の励みとなる。

 

それが、社会生活でループする事で

人は、どれだけでも成長できる。

 

1:答えを教えない

2:答えを自分で考える

3:実践する 

4:成功する ⇒ 失敗の場合は 2へ戻る

5:褒めて貰える(承認欲求の充実)

6:成功体験による達成感 ⇒ 2へ戻る

 

 

フローチャートに表すと

こんな感じかな?

 

成功体験による達成感で

どんどん新しい事にチャレンジできます。

承認欲求も満たされ幸せに感じます。

 

一応

答えを教えた場合の

フローチャートも書いてみよう。

 

1:答えを教える

2:実践する

3:成功する ⇒ 失敗の場合は 1へ戻る

4:出来て当たり前(承認欲求が満たされない)

4:次の答え(指示)を待つ ⇒ 1へ戻る

 

こんな感じになるのかな?

 

典型的な指示待ち人間の出来上がりですね。

会社としては使いやすい人間かも知れません(笑)

承認欲求が満たされないまま不幸になります。

 

ついつい

答えを教えたくなりますが

後輩を思うなら、我慢しましょう。

 

答えという名の

武勇伝を語るオヤジほど

鬱陶しいものはないですよ。

 

このブログを最後まで読む人に

武勇伝を語るオヤジは

1人も居ないと思いますけどね。

 


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