うおけんのブログ

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【タカノハダイ】熟成期間4日間。熟成させれば良いってもんじゃない・・・

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冒頭の写真は

先日調理を行った【タカノハダイ】です。

 

前回記事で書きましたが

締めてからすぐに捌いたのが原因かどうか

不明ですが

旨味が感じられず、残念な結果となってしまいました。

 

という事で、前回の記事の最後にも書きましたが

今回は、前回捌いたタカノハダイを熟成させたら

美味しくなるのか?

という事を記事にします。

 

 

では、さっそく調理を行っていきます。

 

と言っても、前回捌き終わっているので

ただ単に、刺身に切るだけです。

 

今回は簡単に糸作り風に

刺身を取りました。

 

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どうですか?

結構きれいな身だと思いませんか?

 

タカノハダイを最初に捌いた日が

2019年12月8日(日)

 

熟成完了して、写真撮影&食べた日が

2019年12月12日(木)

 

4日間熟成を行ってみました。

 

通常4日経った刺身を食べようとは思いませんよね?

でも、私は食べます。

だって、ちゃんと管理して熟成を行ったから。

 

ちなみに、適当に熟成して

おなかを壊しても

責任は一切負いません。

 

自己責任で熟成は行って下さい。

 

閑話休題

 

話を戻しますが

4日間熟成した割に身が綺麗だと思いませんか?

 

じぶんでも、ビックリの結果です。

ほとんど、劣化の様子が見られません。

 

身の質も特に大きな変化は見られません。

若干、身の硬さが柔らかくなったような気がする程度

 

しかも、ただ柔らかいという表現でなく

ねっとりとした、弾力のある柔らかさになりました。

 

硬いという表現から

弾力があるという表現に

変わったような感じです。

 

ちょっと文章が長くなりましたが

せっかく糸作りにしたので

出汁醤油を掛けて

和え物風にして頂きます。


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写真の感じが

醤油と混ぜたタカノハダイの刺身になります。

 

糸作りにしたので

食感は前回と当然違うのですが

 

食べた感想としても

やっぱり

硬いから弾力に変化したように感じます。

 

ただ、旨味成分に関しては

正直、上昇は感じられませんでした。

 

もう少し、熟成が必要だったのか?

それとも、熟成しても味が変わらないのか?

 

でも、今回の食べ比べで

タカノハダイを締めた直後に刺身で食べても

4日間熟成を行っても、さほど変化が無い事が

分かりました。

 

何でもかんでも

熟成すれば美味くなるわけじゃない。

という事が分かっただけでも良かったと思います。

 


なんとなーく仕入れたこの魚。タカノハダイ。イラ。メジナ。巨大マアジでお刺身作って昼飯です^^


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《タカノハダイ(鷹の羽鯛)(キコリ)の刺身【1】》・・・・大和の 和の料理《刺身》